【高位脛骨骨切り術】術後5日目~7日目
白いストッキングは幼稚園のお遊戯以来(=^・^=)
2019年3月18日
今日は朝一で主治医とお付きの看護師が見えて、足の状態確認と縫合か所の処置をしていただいた。
とは言っても縫合した場所に貼ってある透明なテープを剥がしていただいただけですが。
僅かですが1か所出血がありまして、止血テープを貼っていただく。
「先生、左足の膝のお皿が、足を曲げたり伸ばしたりすると引っかかるんですけど大丈夫ですか」。
「まだ左足への体重をかける場所や感覚が、手術前とは違うので、じきに安定しますよ」。
「そうですか、安心しました。ありがとうございます」
この間10分くらい「お大事に」と足早に次の病室に向かわれました。
あとは看護師さんに、縫合場所の大きさに切った透明フィルムをペタペタ貼ってもらい終了。
まだ足はグロいけど、腫れは少し引いたかな。
今日のリハビリ担当は女性でした。
病室で私の大根よりはるかに重い足を、片膝ついたその上にのせてマッサージしてもらう。もうしわけないなぁ。
車椅子でリハビリステーションへ。
平行棒で歩行練習です。踏み込むとまだまだ痛くて、気合は十分なのですが身体がついてきません。退院までなんとかなるのかなぁ。
この後は大したイベントも無く、嫁とのライン後、座薬アンド眠剤で夢の中へ。
2019年3月19日
朝食後、空気を入れ替えようと窓際に。しばらくボーっと外の世界を眺めていて、ふと昔小学生の時に癌で亡くなった父のことを思い出す。
母が以前「お父さんは病室の窓の外を眺め、ため息をつきながら、もう一度外へ出て働けるかなぁ、ってつぶやいていたよ」と教えてくれたっけ。
もう末期だったから叶わなかったけど…
自分も思うように足が動かず、ちょっと焦っていたからチョッピリ同じ心境になってしまった。
なんてセンチメンタルジャーニーな気分に浸っていると、士長さんがみえて、院長先生の回診があると言う。しばらくすると、
「財前教授の総回診~」ではなく、恰幅の良い院長先生の訪問を受ける。
100人を超えるスタッフをかかえる個人病院のトップです。よほどの手腕でしょう。後光が差してる気がいたします(んなわけないって笑)。
主治医の副院長が「くーぱさんお変わりないですよね」。と言われりゃ「ハイ」と答えるしかないじゃあ~りませんか(^^;
でもって回診終了、ものの15秒。全病室だもんな、忙しいですよね。
お風呂でこけそうになりながら、シャワーを済ます。
備え付けの浴室の椅子が気に入ったので、嫁に相談してAmazonでポッチとな。
眠剤は手放せないけど、座薬はもういいかな。
でも心配だから本日も両方オーダーしました。
2019年3月20日
入院してから1週間が経つ。
毎日のように退院する人、入院する人、結構出入りが激しい。
ま、病院も会社と同じだから回転率を上げなきゃね、個人病院ならなおさらだ。
1週間経ってこの病院のことが見えてきました。と、言っても悪い方ではなく、良い所ですが。
まず看護師、助手を含めてスタッフがきびきびしていて心地よいし、頼もしい。
嫁が「全体に看護師さんお若いですよね」と尋ねると、平均年齢30台半ばという。
まぁ入院したことないから他の病院とは比較できないけど(^^;
病室の掃除もゴミ出しも毎日丁寧にしていただけるし、何よりアイスパックの氷が溶けかける寸前の絶妙なタイミングで替えてもらえて申し分ないです(笑)。
でもトイレなど外に出て廊下ですれ違って、こちらが挨拶してもなかな返事がいただけなかった。
必要以上に患者とは親しくなってはならないのか、あるいは患者のプライバシーを尊重して見ぬふりをしているかは分かりませんが、ちょっと寂しかったです。
今日から100%荷重の全体重かけてのリハビリです。
階段の昇降も加わりました。昇りは良いのですが、降りは片足に体重がかけられず、なかなか踏み出せない。腕の力を使えば何てこと無いのだが、これから大丈夫だろうか。
松葉杖も少しだけ練習しました。バランスとるのが難しく、後ろへ倒れるのが怖いのでついつい前屈みになってしまう。
1週間でどれだけ慣れるだろう?
悩んでいる暇はない。
退院に向けて前進あるのみ!