佐渡ヶ島から くーぱの日記

膝手術からの経過をメインに身の回りのことを佐渡ヶ島から

【高位脛骨骨切り術】術後14日 佐渡汽船

 

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新潟港。見上げる(>_<)

佐渡汽船ターミナルビル。


2019年3月27日

事前に連絡していたので、タクシーを降りると係の人が車椅子を用意して待っていてくださりました。

 

そう、ここは佐渡汽船。佐渡ヶ島に帰るために避けては通れない難関です(^^;

 

ターミナルの昇り降りはエスカレーターがあるとは言え、乗船するまでにトータル300m以上はあるかと思われる通路を歩かねばなりません。

 

 手術前なら膝が痛いなりに普通に歩いていましたが、今は松葉杖、しかも初心者マーク!

 

無理です!!涙。

 

そこで勝手に命名したのですが、身障者口!というものが存在していまして(^^; そこを使わせてもらうことに。

 

帰りはジェットフォイルという高速船に乗船します。1時間で佐渡ヶ島に着きます。

このジェットフォイルが停泊している岸壁に、ターミナルに昇らず改札も何も通らず直接車椅子を押していただいての乗船です。

 

よく言われることですが、健常でなくなって色んなことが見えてくると。

普通の人なら意識せずとも超えられる段差も、車椅子ではできません。近道したくてもスロープのある所まで迂回せねばなりません。

今はハンデのある人にも優しい環境が整いつつありますが、以前ならこのスロープさえ無かったことでしょう。効率という言葉では割り切れぬいろんなことを考えさせられます。

 

車椅子で屋外を自走するなんてなかなか出来ない体験なので、あちこち探索して乗船時間になりました。

 

一般?のお客様の改札が始まる前に係の人に車椅子を押していただいて、足元の広い座席に案内されました。

嫁と2座席分のチケットでしたが、不便があってはならないと3座席用意していただき、いたれりつくせりの対応でした。

 

下船時もショートカットを使わせていただき、船の横までマイカーを入れる手配もしていただきました。

慣れない道でもたつく嫁を一緒に待ってくださり、ありがたいの一言です。

 

『情けは人のためならず』と言いますが、この佐渡汽船の対応を含めた入院生活で、人の情けを大いに知り、私も人には親切にせねばと強く思いました。

 

港から車で5分のわが家へ。17日ぶりの帰宅です。

これからどんな生活が始まるのでしょう。

まずはインスタントでもいいからラーメンが食べたいです笑。